大阪城ラン&ウォークコース

大阪城ラン&ウォークコース

開園以来市民の憩いの場として親しまれ、令和3年(2021)開園して90年を迎える
特別史跡大阪城公園。
「大阪城ラン&ウォークコース」を3月リニューアルしました。

園内にコース全体をご覧いただける案内マップとコース案内サインを新しく設置し、コースが分かりやすくなりました。日々の健康増進やリフレッシュに、天守閣や数々の重要文化財など豊かな歴史と四季折々の美しい自然を体感できる大阪城ならではのコースを、ぜひお楽しみください!

大阪城ラン&ウォークコースMAP

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コースの楽しみ方

ロングコース(約3.5km)

大阪城公園の外周を中心に設計しており、12周でフルマラソン約42kmのコースとなっております。

ショートコース(約2.9km)

大阪城公園の外堀・内堀を両方を見ながら、四季折々の自然も楽しめるコースとなっております。

コースの見どころ

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コースマップ

A 大阪城天守閣

 大阪城天守閣

豊臣秀吉創建の初代、徳川幕府再建の2代目に続く3代目の天守閣は、昭和6年(1931)に全額大阪市民の寄付金で建設された。福岡藩主黒田家伝来の『大坂夏の陣図屏風』に描かれている豊臣期天守をモデルに復元され、創建以来、内部は歴史博物館として活用されている。大阪城史上もっとも長寿の3代目天守閣は、令和3年11月7日に満90歳を迎える。大阪城の中心に位置し、さまざまな角度から天守閣を望むことができる。お気に入りの景色を探してみよう。

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B 大手門・多聞櫓(おおてもん・たもんやぐら)

大手門・多聞櫓

大手門は城の正面とされ、寛永5年(1628)に徳川幕府が大坂城を再築した際に創建されたもの。大手門の内側、巨石を多用した石垣の上には、嘉永元年(1848)多聞櫓が再建された。国内に現存している多聞櫓の中でも最大規模を誇る。このエリアには明治維新の大火や第二次世界大戦の空襲でも焼失をまぬがれた、貴重な古建造物が多く残り、歴史情緒溢れる景色を楽しめる。

C 六番櫓(ろくばんやぐら)・南外堀

大手門・多聞櫓

寛永5年(1628)建設。堀の最大幅は約75mで壮大な石垣と堀の景色が美しい。幕末に大坂城を訪れた十四代将軍徳川家茂いえもちが、六番櫓に納められていた三代将軍家光が描いた鶏の襖絵拝観した、というエピソードが残っている。また六番櫓のすぐ横の石垣の中腹には、1m四方ほどの「謎の抜け穴」があるので、探してみよう。

D 城南エリア・アジサイウツギ園

城南エリア・アジサイウツギ園

春には桜と藤の花が、夏には色とりどりのアジサイやウツギの花が、秋には桜の紅葉が楽しめる。特に壮大な石垣と桜とのコントラストは大阪城ならではの絶景ポイントのひとつ。堀沿いにベンチが並んでいるので、休憩する場所としてもおススメ。

E においの森

においの森

目の不自由な方々にも公園に親しんでいただけるように、香りの高い花木を集めたエリア。ジンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイなど、四季折々の香りを満喫できる。

F 一番櫓

一番櫓

南外堀に面して二の丸南面隅櫓7棟のうち一番東に位置しているのでこの名がある。寛永5年(1628)創建と推定され、玉造門を側面から防御する役目をもつ。寛文8年(1668)大改造され現在の姿となった。昭和40年(1965)解体修理された。

G 蓮如上人袈裟掛(れんにょしょうにんけさか)けの松跡(まつあと)

蓮如上人袈裟掛けの松跡

戦国時代、本願寺の蓮如上人が当地に坊舎を建てる際、今は切り株だけになっているこの松に袈裟をかけ、宗門しゅうもんの繁栄を祈ったと伝えられる。脇には蓮如上人自筆の名号「南無阿弥陀仏」を刻んだ石碑が建てられており、石山本願寺時代の記憶をつたえる場所として大切にされている。歴史の多層性を楽しめる大阪城ならではのポイントといえる。

N 東外堀・市民の森

東外堀・市民の森

春には桜、秋にはイチョウ並木が美しく人気のエリアだが、天守閣南東側の東外堀沿いにはメタセコイヤの木が立ち並び、四季折々の美しい景色を見せてくれる。堀の水面に映り込んだ景色もとても幻想的。東外堀の東側「市民の森」は第二次世界大戦で戦火に見舞われた後、整備・復興に尽力し昭和44年(1969)にようやく森林公園としての形を整え、現在はたくさんの自然に囲まれた癒しの森となっている。

I 天守閣東内堀

天守閣東内堀

本丸とそれを取り囲む現在の内堀は、徳川幕府によって寛永元年(1624)、秀吉築造の本丸を覆いつくすように築かれた。東側の眺めはとりわけ美しく、石垣の高さは水面から約24m、堀底から約32mあり、日本一の高石垣である。本丸の東北隅は鬼門きもんの方角にあるため、災い除けに「人面石じんめんせき」といわれる人間の顔をした石が石垣に積み込まれている。どこにあるか探してみるのも面白い。

H 大阪城梅林

大阪城梅林

大阪城梅林の地には、かつて豊臣秀頼の重臣だった片桐且元の屋敷があり、この一画は「市正曲輪」と呼ばれていた。 徳川期の市正曲輪には勤番大名たちの官舎がならび建っていた。現在は、約1.7haの広さに約1,270本100種類の梅が植えられおり、毎年早春には色とりどりの見事な花をつけ、馥郁たる香りが多くの人々を誘っている。

J 青屋門(あおやもん)

青屋門

大阪城の鬼門にあたる方向に建つ。江戸時代にはふだんは閉ざされ、出入りできなかった。戊辰戦争及び第二次世界大戦で被害をうけ、現在の青屋門は昭和45年(1970)に再建されたもの。「青屋」の名称は石山本願寺時代の寺内町の一つ、染物業者たちが住んでいた「青屋町」に由来すると考えられている。

K 極楽橋(ごくらくばし)

極楽橋

秀吉は慶長元年(1596)、明皇帝からの使節を迎えるため、巨費を投じて本丸堀に豪華な極楽橋を建設させた。橋の部材は秀吉没後、京都の豊国社、ついで琵琶湖竹生島の宝厳寺へ移された。徳川期にもほぼ同じ場所に木橋があり同じ名前で呼ばれたが、戊辰戦争の大火で焼失。今の極楽橋は昭和40年(1965)、鉄筋コンクリートで再建されたもの。極楽橋から望む天守閣はなんとも絶景で、フォトスポットとして人気のポイント。

O 大阪城桃園 思い出の森

大阪城桃園 思い出の森

「大阪城桃園」には現在、約165本13種の桃の木が植えられている。早咲きの品種は3月中旬頃に花を咲かせ、その後遅咲きの花が咲き4月下旬まで楽しむことができる。「思い出の森」は市民のさまざまな思い出(結婚、入学、誕生など)がいつまでも大きく育まれるようにとの願いを込めてつくられた森。花の美しいサクラ、コブシに加えて緑したたるクスノキ、タイサンボクが楽しめる。

L 京橋門跡・京橋口多聞櫓跡 京橋口桝形の巨石

京橋門跡・京橋口多聞櫓跡 京橋口桝形の巨石

京橋口は大阪城の北西の出入り口で、京都に通じる「京橋」が近くにあるのでそうよばれる。戦前までは門が残り、大手口のように立派な多聞櫓も建っていたが、昭和20年(1945)の空襲によって惜しくも焼失した。京橋口を入って正面に見えるのが、表面積が畳約33畳敷の城内第二の巨石「肥後石」。夜のライトアップも美しい。

M 乾櫓(いぬい)・千貫櫓(せんがん)・北外堀・西外堀

乾櫓・千貫櫓・北外堀・西外堀

乾櫓・千貫櫓・北外堀・西外堀は元和6年(1620)、徳川幕府による大坂城再築が始まった年の最初に着手され築かれた。乾櫓、千貫櫓は大阪城に残る最古の建築物。工事責任者は造園や建築に才能を発揮した小堀遠州がつとめた。コース沿いには春には桜、秋にはイチョウ並木が美しい。壮大な石垣と堀、櫓の景色を見ながら約400年前にタイムスリップしたような気分を味わおう。

P RUNNING BASE大阪城

RUNNING BASE大阪城

RUNNING BASE大阪城は、話題の新スポット「JO-TERRACE OSAKA」内の大阪城公園初となるランナーサポート施設。その最大の特長は、ゆとりのロッカーとシャワー数。ここを拠点とし、仕事帰りやお買物のついでに大阪城ランを楽しむことができる。

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お願い

  • 園内は多くの皆様の憩いの場です。他の利用者の迷惑にならないようご協力ください。
  • 道幅の狭い場所では、自転車や歩行者にご注意ください。
  • コース内での事故やトラブルについて責任を負いかねますので予めご了承ください。